PoliPoli が展開するサービスの一つ「PoliPoli Gov」 PoliPoli は16日、ユナイテッド(東証:2497)を引受先とする第三者割当増資を公表した。ユナイテッドは PoliPoli の既存株主で、今回の増資はシリーズ B ラウンドに向けたブリッジファイナンスとして位置付けられている。出資額は非公開。 PoliPoli は調達した資金を企業・団体向けルールメイキングサポート事業「PoliPoli Enterprise」やプロダクト開発などでの採用、マーケティング、ASEAN 諸国をはじめとしたグローバル展開の探索を含む、新規事業の立ち上げに投資するとしている。 今回の資金調達に合わせて、PoliPoli はユナイテッドとの事業連携も強化する。 具体的には、国策に関連する事業を行うスタートアップへの「国策投資」と、投資先企業の政策提言を含めたルールメイキングの伴走支援を行う。この連携により、スタートアップにとっては新しい成長機会、政府にとっては政策実現の加速、社会全体にとっては課題解決の促進の可能性をもたらす新しい投資の形を目指すとしている。 リリースより 同社は「政策共創プラットフォーム」を運営しており、現在5つの主要サービスを展開している。政治家に声を届けるウェブサイト「PoliPoli」では、ユーザが政策に対してコメントを投稿したり、政治家に直接意見を伝えることができる。 行政に声を届けるウェブサイト「PoliPoli Gov」は、自治体や政府機関が市民からの意見を募集し、政策立案に活かすためのプラットフォームだ。企業・団体向けルールメイキングのためのサポートサービス「PoliPoli Enterprise」では、政策提言のためのロジック整理や、政策担当者とのマッチングなどを行う。 政策を軸にした社会課題解決のための寄付基金「Policy Fund」は、特定の政策目標に向けた寄付を募り、その実現を支援する。さらに、政治情報メディア「政治ドットコム」では、政治や政策に関する最新ニュースや分析を提供している。 加えて、2024年9月には、ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)を活用した地域課題解決のためのプロジェクト「自治体共創ファンド」を開始した。これらの多様なサービスを通じて、PoliPoli は政治・行政と国民をつなぐ新たな仕組みの構築を目指している。 また、PoliPoli は近年、複数の自治体と包括連携協定を締結している。2024年7月には山形県山形市と、8月には岐阜県岐阜市および奈良県奈良市と協定を結んでいる。これらの協定では、同社が運営する政策提言のための寄付基金 Policy Fund を通じた、非営利団体等による地域課題の解決に関する取り組みなどが含まれている。 via PR TIMES The post PoliPoli、ユナイテッドと連携し「国策投資」推進——追加投資も first appeared on BRIDGE(ブリッジ)テクノロジー&スタートアップ情報. Source link